(1) 産業政策に対する協力等
農業資材審議会に業界を代表して会長が出席したほか、政府に対し、税制改正に関する要望を(社)日本機械工業連合会を通じ行った。
(2) 各種データー類等の収集、整備、提供
農業機械の統計類の収集・提供、行政当局からの要請・依頼文書等を会員に周知した。
農業機械の技術、安全等の向上と環境規制に対応するため、技術安全対策委員会を中心に、次の事項について検討を行った。
(1)安全対策に関する事項
①(社)日本農業機械化協会が実施する「高齢者等農作業事故防止手法調査事業推進委員会」に委員として協力した。
②独立行政法人製品評価技術基盤機構主催の製品安全業務報告会に出席するとともに、同機構が制作した製品安全概論講座のDVDを会員に配付した。
③生物系特定産業技術研究支援センターが主催する農業機械安全鑑定推進委員会及び基準策定WG等に出席し、業界の意見反映に努めた。
④農機事故防止に関する特集記事を掲載した日本農業新聞に、農作業事故の注意喚起を図る広告を掲載した。
(2)リコール制度に関する事業
リコール問題分科会は、車両系農業機械リコール制度の的確な対応を図るため、「改善措置に関する判断のガイドライン」の改訂を行うとともに、同ガイドラインを国土交通省の担当窓口に提出した。
また、国土交通省の担当官(自動車交通局技術安全部審査課より担当官を招き、道路運送車両の構造・装置に起因する事故・火災情報等の公表及び不具合情報等に関する報告対象範囲の拡大等について、説明を受けるとともに意見交換を行った。
(3)ディーゼル特殊自動車排出ガス規制に関する事業
排ガス対策分科会は、ディーゼル特殊自動車排出ガス規制に対処するため、以下の検討を行った。
①中央環境審議会の第9次答申「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」に対応するために設置された「2011年及び2014年規制に係る特定特殊自動車排出ガス規制に関する技術基準検討会」に委員として協力し、業界の意見反映に努めた。
②国土交通省自動車交通局技術安全部環境課から本会に対し、ディーゼル特殊自動車2011年及び2014年規制目標値達成のための自動車排出ガス低減対策技術、達成時期及び猶予期間等に関するヒアリング要請があり、これに対応した。
③「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(通称:オフロード法)」制定時の付帯決議であった、試験方法の国際的な基準調和を検討する「特殊自動車排出ガス試験法導入調査検討会(19kw以上のガソリンエンジンを対象)」にオブザーバーとして出席するとともに、業界の意見反映に努めた。
④特定特殊自動車の型式届出及び少数生産車承認に関する申請書類作成の円滑化を図るため、会員相互の情報交換を行った。
⑤次期排ガス規制で導入される後処理装置(DPF)に関する知見を得るため、当該装置の製造業者である東京濾器㈱の見学と意見交換を行った。
(4)型式認定申請に関する事業
認証分科会は、道路運送車両法で規定されている小型特殊自動車の申請業務に対処するため、以下の検討を行った。
①道路運送車両法の保安基準等の改正等に関する国土交通省からの意見照会に対し、業界要望を取りまとめ提出した。また、通達等の伝達事項の周知徹底に努めた。
②道路運送車両法に基づく保安基準等の改正に対応するため、型式認定申請時に添付する「保安基準適合検討書」を改訂した。
③小型特殊自動車の型式認定に関する申請書類作成の円滑化を図るため、申請時に受けた指摘事項、疑問等に関するQ&Aを作成した。
(5)標準化に関する事業
本会がJIS(日本工業規格)原案作成団体として協力した「JISB9100農業機械-表示に関する通則」ほか、17件のJIS規格見直しと、会員企業の海外事業拡大に伴って、ISO等国際規格への対応が必要不可欠となっていることから、新たに標準化分科会を設置し、以下の検討を行った。
JIS規格:日本規格協会の依頼を受け、農業機械に関する11件のJIS規格について、引用規格の確認を行い同協会へ報告した。
ISO規格:平成20年4月~21年2月の間に審議されたISOTC23SC2~SC19に関する62件のISO規格を関係会員に配付した。
(6)バイオ燃料に関する事業
前年度に農林水産省から受託した、「農業機械におけるバイオ燃料の利用促進に向けた取組手法の調査・分析に関する調査事業」の成果を普及させるため、本報告書の関係部分を抜粋し、(社)日本農業機械化協会が作成する「農業機械へのBDF利用ガイドライン」に掲載・協力した。
(7)省エネ対策に関する事業
農林水産省の農業機械の省エネ化を推進するために設置した、「農業機械の省エネ性能に関する研究会」及び「農業機械における省エネ性能の情報提供に関する技術検討会」に協力するため、省エネ対策分科会(委員名簿15頁)を設置し、情報収集、課題等について検討を行うとともに、研究会に委員として協力した。
(8)ホイール・キャリヤの運転免許に関する事業
ホイール・キャリヤの運転操作にあたっては、構造上、小型特殊免許でも安全確保が可能なことから道路交通法の特殊自動車として区分改正することを警察庁交通局運転免許課に要望した。
(9)法規制等の手引書に関する事業
農業機械に関する法規制や検査鑑定制度の概要を取りまとめた手引書を作成し、会員に配付した。
農業機械の長期使用、安全使用に資する保守・整備等サービス体制の充実と使用者自らの点検整備を啓発をするため、流通・整備対策委員会を中心に、次の事業を行った。
(1)保証書及び安全確認説明カードに関する事業
農業機械の販売時に添付する保証書及び安全確認説明カードに関し、添付及びカードの回収状況等について検討した。
(2)中古機への取扱説明書に関する事業
中古機の販売時に添付する取扱説明書に関し、下取り時に紛失している場合、当該メーカからの提供等について検討した。
(3)点検整備に関する事項
(社)日本農業機械化協会が主催する点検整備研究会に委員として協力するとともに、同協会の検討結果を参考に点検整備の啓発を行った。
(4)中古農機展の視察に関する事項
福島県農業機械商業協同組合が主催する中古農機モデルフェアを視察するとともに、中古機の運転・操作方法に関する課題等について意見交換を行った。
日農工統計の速報性、正確性の向上等を図るため、統計調査委員会を中心に検討を行うとともに、日農工統計の全機種について、英文化を図り、ホームページに掲載した。
また、ホームページに生産動態統計(経済産業省調査)、日農工統計のうちバインダ等6機種の生産・出荷実績及び通関統計(財務省調査)の輸出・輸入実績・地域別・国別実績について掲載した。
「日農工情報」の発信及び会報誌「ひまわり」を発行し、会員及び関係機関に配布した。また、本会のホームページを通じ業界PRに努めた。
貿易振興と情報交換を図るため、国際委員会を中心に、次の事業を行った。
(1)極東ロシア調査事業
ロシア極東地域における農業機械市場としての可能性を探るため、社団法人ロシアNIS貿易会からロシア地域貿易投資促進事業「ビジネスマッチング・コンサルティング事業」の補助を受け現地調査を実施した。
また、本事業の実施にあたっては、日本センター(NPO法人)の協力を得て、農業行政機関である沿海地方農業・食料局及びハバロフスク地方行政府農業省とのセミナー(ビジネスマッチング)を行った。
(2)中国江西省訪日研修視察団との交流
中国江西省上饒市人民政府の占団長ほか25名で構成する「一村一品と農業産業化」訪日研修視察団と交流を行った。
開催日:平成20年11月11日(火)機械振興会館・会議室
団長:占炳沛(中国江西省上饒市人民政府農村事業弁公室主任)
内容:我が国農業の機械化の現状、中国農業振興の施策等
農業機械のコスト低減等を目的に、海外を含めた部品の共同購入に関する次の事業を行った。
(1)部品工場の訪問
部品販売会社である栄精機(株)を訪問し、同社協力工場の見学と製作部品の現物確認及び部品協議を行った。
(2)会報誌発行
部品調達先などの情報を提供するため、「部品研だより」を発行した。
(3)大連日系企業調査
部品の共同購入推進のため、中国大連市の日系鋳造メーカと鍛造メーカ等を訪問し、部品、資材の調達等について調査を行った。
平成18年3月策定した、「農業機械費低減のための行動計画」の一部見直しと計画の進捗状況を自己評価し、その結果を農林水産省に報告するとともに、ホームページに公表した。
(1)従業員功労表彰
従業員功労表彰要領に基づき会員企業の従業員23名を表彰
(2)地方大会
各機種別部会の平成20年及び21年の出荷・輸出の見通しと日農工主要事業の進捗状況等の報告。
(3)賀詞交歓会
会員関係者、経済産業省、農林水産省、関係団体等250名の参加者を得て賀詞交歓会を開催した。
(1)関連団体との連携
①(社)日本機械工業連合会の運営に参画するとともに、同会の行う機械工業の生産・輸出見通し策定に協力した。
②中央職業能力開発協会が行う農業機械整備の技能検定に協力した。
③農業機械関連団体の(社)日本農業機械化協会、全国農業機械商業協同組合連合会及び農業機械公正取引協議会等の事業に協力した。
④(社)日本産業車両協会、(社)日本陸用内燃機関協会及び(社)日本建設機械工業会等と排ガス規制に関し、連携を図った。
⑤(社)日本ロボット工業会が農林水産省から委託を受け実施している、「次世代園芸ロボット技術導入検証事業」を推進するための委員会に委員として協力した。
(2)関連する活動への協力
①除雪機安全協議会
除雪作業事故防止を図るため、除雪機の製造業者及び販売業者で構成する除雪機安全協議会の運営に協力した。
②日農工青年経営者会
若手経営者の研鑽と親睦を図るため設立されている日農工青年経営者会の運営に協力した。
行政機関等からの要請文書を会員あて周知した。
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